この周辺を通学路にしていた松本隆も知らなかったという抜け道。
本で読んだはいいが、「狸坂にある扉からの抜け道」というヒントだけでは探しても探してもどこだか分からず、既に数年が経過していた。
それもその筈である。扉は麻布十番側の暗闇坂にあったのだった。
坂マニアにはお馴染みの麻布十番から元麻布中心部に続く『暗闇坂』 。バイクやクルマで何百回も通っている場所であったが、よくよく注意して見てみると、坂の途中に民家の入り口のような門扉があるのであった。
思い切って開けてみるとそこには石段が!
ほとんどドラクエの世界。
石段を上がりきったところから見下ろす『暗闇坂』。
そして道は奥へと続いていく。
『狸坂』脇道側の入り口。
まさかここが抜け道になっていたとは。
※周辺情報