喜楽指数

喜楽指数。お気楽度合いを測る指標でもなければ、芥川賞や直木賞の話でもない。 東京、渋谷の道玄坂にある中華「喜楽」の中華麺(普通のラーメン)の価格の話である。 その中華麺を初めて食べたときの記憶は鮮明に覚えている。 30年...

私がゲソ天ソバについて知っている2、3の事柄

最近、ハマっているものがある。それは「ゲソ天ソバ」だ。それも、都内に何か所かある「六文そば」もしくは、その系譜のゲソ天ソバでないとダメなのだ。 ゲソというのは、ご存じのとおりイカの足である。そのままだと若干食べにくい代物...

宮醤油店

東京湾アクララインを抜け、富津中央のインターチェンジから5分ほど走ると「宮醤油店」(みや・しょうゆてん)はあった。昭和7年生まれの父親から、よく「宮さん」の名前は聞いていたが、訪れるのは初めてだった。有形文化財にも登録さ...

本郷の六差路

人は多差路を見つけると興奮する。普段見る丁字路や十字路と明らかな差分を感じるからだろう。写真では分かりにくいが、この本郷の六差路は手前・右・右奥・中央・左奥・左と道があった。非常に不自然な六差路であり、元々「何か」あった...

マムシグサ

新千歳空港のすぐ近くにありながら、2016年現在、一日の乗降者数が0~1名と廃止が検討されている千歳線の美々駅(びびえき)。その近くに美々貝塚なる貝塚がある。貝塚にある説明を見ると、5000千年前の当時は平均気温が今より...

グッピーとピーター2

その昔は雑誌宝島のVOW(バウ)というコーナーで扱われていたようなハナシではあるが、散歩をしていると、珍名・奇名に出会うことがある。たいていの場合はアパートやマンション名であるのだが、気になって仕方ないのがこの二つのコイ...

趣味の店

街歩きをしているとたまに見かけるのが「趣味の店、○○」という店だ。趣味の店というのは、たいてい店主が好きなスポーツやカルチャー、あるいは特定の地域の洋服や雑貨を扱っている場合が多い。いずれの場合も一家言ありそうな店主が店...

ミタケオアシン – オンとオフの共存

以前は飲食店と店舗オーナーの自宅が一緒になっている形態を割りと多く見かけたと思うが、商店街の衰退、店舗のチェーン店化などによって、都市部ではそれをあまり見なくなった。そんな中、ここ「ミタケオアン」はそれが残っている飲食店...

食事処たかはし – 食べログに載っていない店

食べログに載っていない店に行くのは楽しい。それも評価者がいないということではなく、そもそも店舗情報すら載っていない店に行くわけだ。事前情報を何も得る手段が何もない中、探検するのはなかなか勇気がいるが、それだからこそ冒険心...

ドリンクスタイリスト「ノミモノヤ」

もちろん “ドリンクスタイリスト” なんて職業は知らなかった。 キャットストリートのカフェAnnon cookで「ノミモノヤ」の小川純一氏が期間限定のメニューを提供するというので興味津々に行ってき...