Jeff Beckの語りかけてくるギター、Rod Stewartの泣けてくる声、オリジナルは他のアーティストだけど、自分はこのバージョンが好き。
People get ready there’s a train a-coming
You don’t need no baggage, you just get on board
All you need is faith to hear the diesels humming
Don’t need no ticket, you just thank the Lord
人々がやってくる電車に乗る準備をしている
あなたは何も持たずにただ乗ればいい
ディーゼルの音を聞くためにあなたに必要なものは、信じること
切符なんて必要ありません。ただ、神に感謝しなさい
People get ready for the train to Jordan, picking up passengers from coast to coast
Faith is the key open the doors and board them, there’s room for all among the loved the most
人々がヨルダン行きの電車に乗る準備をしている乗客を岸から岸へと運んでいく
信じることが電車のドアを開けて乗る鍵となり、そこには愛すべき人々への部屋が用意されている
There ain’t no room for the hopeless sinner who would hurt all mankind just to save his own
Have pity on those whose chances are thinner, cause there’s no hiding place from the Kingdom’s Throne
人を傷つけ自分守ることしかできないような望みのない罪人には部屋は用意されていない
でも、チャンスに恵まれない人には憐れみを持つ。それは国の権力から隠れる場所がないからだ
So people get ready for the train a-comin’
You don’t need no baggage, you just get on board
All you need is faith to hear the diesels humming
Don’t need no ticket, you just thank, you just thank the Lord
だから人々はやってくる電車に乗る準備をしている
あなたは何も持たずにただ乗ればいい
ディーゼルの音を聞くためにあなたに必要なものは、信じること
切符なんて必要ありません。ただ、ただ、神に感謝しなさい。
I’m getting ready I’m getting ready
this time I’m ready this time I’m ready
自分は準備している 自分は準備している
今度は自分も乗れる 今度は自分も乗れる
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「電車とはチャンスのこと。それは誰にでもやってくるものなのだがら、難しいことなど考えずに、ただただきれいな心で前に進みなさい」というのがメッセージのように思える。
当時、既に十分な名声を得ていたはずのJeff BeckとRod Stewartがこの曲を選んだということは、まだ彼らにも成し得ていないことが、あったというころかも知れない。
そして、果たして、ここに出てくる「ヨルダン」とは国のことなのだろうか。それとも何かを暗喩しているのだろうか。