Forest Linton

Forest Linton (フォレスト・リントン)。

この名前を聞いて誰だかわかる人は少ないかも知れない。

僕がインターネット業界に入った翌年、日本のマイクロソフトにMSN事業部が出来た。その初代事業部長になった人間である。

 

当時、ポータルサイトの担当をしていた僕は「Come on! MSN」キャンペーンのパーティー呼ばれた。 スティーブ・バルマーや古川享氏もいるような、少しばかりピリっとした空気の中でホスピタリティ溢れる笑顔で応対をしていたのが、彼だった。非常に流暢な日本語で話す彼を見て「世の中にはすごい人もいるものだなぁ」と素直に感じた記憶がある。

 

その後、彼はマイクロソフトを辞し、バイク事故のため故郷で亡くなった。

 

SNSすら登場する前に亡くなった彼の足跡を知るものはもはや殆どない。しかし、彼のような存在がインターネット業界を「仕事をしたい業界」にしたことは間違いない。現在のインターネットを見て彼は何を感じることだろう。今の時代にインターネットに携わっていることが出来ている人間として「何か出来ることはないか」彼を思い出すたびにそんなことを感じるのである。

港区元麻布 暗闇坂バイパス

この周辺を通学路にしていた松本隆も知らなかったという抜け道。

 

本で読んだはいいが、「狸坂にある扉からの抜け道」というヒントだけでは探しても探してもどこだか分からず、既に数年が経過していた。

 

それもその筈である。扉は麻布十番側の暗闇坂にあったのだった。

坂マニアにはお馴染みの麻布十番から元麻布中心部に続く『暗闇坂』 。バイクやクルマで何百回も通っている場所であったが、よくよく注意して見てみると、坂の途中に民家の入り口のような門扉があるのであった。

 

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思い切って開けてみるとそこには石段が!

ほとんどドラクエの世界。

 

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石段を上がりきったところから見下ろす『暗闇坂』。

 

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そして道は奥へと続いていく。

 

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『狸坂』脇道側の入り口。

まさかここが抜け道になっていたとは。

 

※周辺情報

暗闇坂

狸坂

目黒区 別所坂児童公園

あの道の先はどうなっているのだろう。

地図を見ていてどうも腑に落ちない場所があったので行くことにした。

見慣れた恵比寿駅西口を出て、ひたすら西に進む。

 

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階段に突き当たる。右にはQEDクラブ。当然のように階段を降りて行く。ここが別所坂の入り口。すでに秘境に入っていくような感触が。

 

 

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坂を下ったところに入り口のようなものが。ある。

 

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見上げると100段はある階段が!

 

マロニーは言った。

 

「なぜ階段を上るのですか?」

「そこに階段があるからだ。」

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頂上には公園が。

向こうには中目黒駅前のGTタワーが見える。

当然、誰もいなかった。不思議な場所である。

 

地図は こちら

大田区 七辻




東京都大田区南蒲田付近、第一京浜と環状八号線が交わるところの南東に不思議な場所がある。『七辻』 その名の通り、七差路である。

 

大通りなどを挟んで複数の道路が交わる場所もあるが、ここは全部の道が狭く、日本中でも希少な七差路になっている。中心部には信号すらない。しかし大きな事故は起こったことがないそうな。

 

中心部に立ってみると非常に不思議な気分になる。全方位に道が広がり、各々の道からパワーが降り注いでくるような感覚すら覚える。ここはパワースポットなのである。

国境の長いトンネル

ウオッカにコアントローとライムを入れるとカクテルの”ユキグニ”になるが、その元になった川端康成の「雪国」のハナシ。

 

「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。」と『そこは』を加えた状態で記述されているものが散見されるが、実際は「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」である。

 

推敲を幾ら重ねたか、もしくは全くしていないかは知る由もないが、言わなくてもいいことは言わない。分かっていることは言わない。それが肝要なのである。

 

original entry Nov.14.2006, revised Jun.2.2007, re-revised Sept.28.2008

Nick of Time – Bonnie Raitt

訳したくなった曲をなんとなく訳してみるシリーズ。

寂しさの中にも元気が湧いてくる感覚がある不思議な曲。メッセージをそのまま受け取ると「人生は短いから急ぎなさい」になるのであるが、彼女が言いたいことは「人生、急がなくても待っていれば意外いいことあるのよ」ということなのだろう。

A friend of mine she cries at night and she calls me on the phone
Sees babies everywhere she goes and she wants one of her own
She’s waited long enough she says and, she still he can’t decide
Pretty soon she’ll have to choose and it tears her up inside
She is scared Scared she’ll run out of time

友達の一人が泣きながら電話してきた。
子供を見るたびに子供が欲しくなるのだという。
『ずっと考えてきたのだけど』 と彼女は言ったけど、
彼女はまだ決めきれていない。
でも、もう時分に彼女は自分の中で答えを出さなければいけない。
彼女は怖がっていたのだった。もう時間がないことを。

I see my folks are getting on and I watch their bodies change
I know they see the same in me and it makes us both feel strange
No matter how you tell yourself, it’s what we all go through
Those lines are pretty hard to take when they’re starin’ back at you
Scared to run out of time

年を取って友達の体型が変わっていく。
自分も同じように変わっているのは分かっているし、
お互いに変わったな思っているのだろう。
あなたが自分自身をどう思っていても構わないけど、みんな一緒。
じろじろ見られた時の皺は受け入れ難いけれど。
もう時間がないことが怖いだけ。

When did the choices get so hard, there’s so much more at stake
Life gets mighty precious
When there’s less of it to waste
Ooh ooh ooh ooh
Scared to run out of time

いつからこんなに選ぶことが難しくなったのだろう。いつも「賭け」みたい。
無駄に出来るところが少なくなって人生はどんどん貴重になっていく。
もう時間がないことが怖いだけ。

Just when I thought I’d had enough and all my tears were shed
No promise left unbroken, there were no painful words unsaid
You came along and showed me how to leave it all behind
You opened up my heart again and then much to my surprise
I found love, baby, love in in the nick of time
(Love in the nick of time)
I found love, darlin’, love in the nick of time
I found love baby, love in the nick of time

もう人生なんて十分だと思っていたし、涙なんか全部流れてしまった。
守らなきゃいけない約束ももうないし、辛い言葉も全部言ってしまった。
そんなときにあなたがやってきて、みんなどこかにやる方法を教えてくれた。
際どいところで私は恋に落ち、愛を見つけたのだった。